全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

宇部日報社

中心地をウオーカブルに、市が計画

市が示したヒストリア宇部前の副道活用イメージ図

 宇部市は、国道190号新川大橋―松山町1丁目交差点間(通称・常盤通り)の歩道と副道の一部を活用して「居心地がよく、歩きたくなる」まちなか形成を目指し、ウオーカブルなまちづくりに取り組んでいく。24日の定例記者会見で篠﨑圭二市長が、今後、国や地元関係者と協議を進める方針を示した。     市役所本庁舎の建て替え、旧山口井筒屋宇部店跡の利活用計画に合わせて面的な整備を行い、魅力的で回遊性のある街並みをつくり、にぎわいの創出を図るのが狙い。     計画案では、現在の複数の樹種が混在する植樹帯をケヤキ並木として再整備するほか、副道の一部と歩道を一体的に整備し、テーブルやベンチ、キッチンカーの配置を含めた可変的に利用できる滞在空間を創出するとしている。     現時点の案では、市役所前、ヒストリア宇部前、旧山口井筒屋宇部店前の副道3カ所の活用を考えている。今後は、常盤通り沿線の住民を対象とした説明会を通じて、要望、意見を集約。通り全体についてのウオーカブル化に向けた整備内容、植栽計画などの案作成を円滑に進めるための協議会を設立し、国と一体となって事業を進める方針という。     常盤通りに関しては、2020年3月に内閣総理大臣認定を受けた市中心市街地活性化基本計画の中で、副道廃止などの検討を含めた空間づくりが提言されていた。国が「ウオーカブル推進事業」の創設など、車中心から人中心のまちなか空間への転換を目的とした施策を20年度に打ち出したことを受け、市は今年5月に常盤通りの公園的歩行空間計画案を策定。7月には、篠﨑市長が国土交通省中国地方整備局長を訪ね、計画案について国と円滑な協議を進めるための要望書を手渡している。     篠﨑市長は「中心市街地活性化に対する市民の思いはたくさんある中で、ウオーカブル化の推進によって、実際どのように変わっていくのか見える化して、皆さんに伝えていきたい。思った以上に国からも前向きに取り組む返事を頂いたので、計画をしっかり進めていきたい」と語った。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク